カッターと紙と光によるアナログな技、
そのシンプルで平面的な表現を駆使してレイヤー構造のアートにした「立体影絵作品」。

 

切り絵のように水彩画用紙を切り抜き、それらを何層も重ね奥行きを作り出し、後から優しい光を灯す。
重ねられた切り絵が光の明暗を生み、幻想的で神秘な世界を創造している。

 

一色の紙と光は大きな二面性を持っている。
無色でカラフルであり、シンプルで複雑であり、光を吸収し反射し、リアルと幻想を生み出す。
見る者を無限の可能性を秘めた旅に誘う。

 

影絵作家の藤城清治の作品にインスピレーションを受けており、動物や自然、小人や小さな生き物たちの物語を、
おとぎ話や神話のように表現している。

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